世界で一番、大切な君と。

嫁と二人の楽しい日々に、突然の大問題。二人で一緒に、乗り越えます!!

6 抗がん剤投薬(初回)完了、退院です!!

当ブログは、大腸がん(肝臓転移・ステージⅣ)を宣告された最愛の嫁と、私「久寿川レイジ」が、それでも絶対諦めず、二人で一緒に、笑って毎日生きていく!!

そんな日々の様子などを、出来るだけ楽しく!お届けしていくブログとなります!!

 

 

 

何とか無事に一週間を乗り切りまして、昨日嫁が退院してきました!!✨

 

 

…いやー、良かった!!本当に良かった!!

 

 

正直あと2日…いや1日退院日が遅かったら、どうなっていたか分かりません。私が。

 

家帰ってきて色々片付けて、猫トイレ掃除してから雑に食事してフーッ、と一息ついた瞬間に襲ってくるこの…何だろう、空虚感というか不安というか恐怖感というか!!

これからの事とか現状についてとか、アレコレ考えちゃって心臓がバクバクしちゃってもうホントに落ち着かなくて…!!💦

 

あまりに落ち着かないのでとにかくゲーム!ゲームしよう!!と何も考えずにひたすらゲームに没頭し続けていた結果、

 

レナEND

スターオーシャン2R」、クリアしちゃいました…。

 

 

 

…いや…何してんだろう…私…😰

 

 

 

でもまあホントに、何もしていない時間がとにかく不安というか怖いというか、正直なところメンタル的には相当キツかったんですよね。

 

これから先もこういう事ってチョイチョイあるんだと思いますし、慣れなきゃいけない事なんでしょうケド…いや、ホントに厳しかったです!!💦

 

 

 

 

【入院・初回投薬までのおさらい】

 

さて、嫁が退院してきて詳細な部分が聞けたので、まずは一旦情報整理です。

 

実際嫁がどういう状態からスタートして、そこにどんな治療を行って、結果何が起きていったのか。この先、同じ形で闘病される方の何かの参考になればいいなと思います。

嫁自身もそうなってくれる事を期待したい、と言っているので、包み隠さず出来る限りありのままを、ここに書き記させて頂きますネ!!

 

 

まずは嫁の病気について。正式な病名がやっとついて来たので、ご報告です。

 

 

「横行結腸がん 多発肝転移」

 

 

改めて文字にして見ると、正直キツいですねぇ…😢

 

腸のがん自体はそこまで酷い状態ではなかったんですが、肝転移をしている時点でもうステージⅣにはなるそうです。

あまり詳しく調べてはいないんですが、医師が言うには他臓器に転移している=全身に転移の可能性がある=ステージⅣ、という事らしいですね。

 

ちなみに肝臓の方はというと、結構激しめと言いますか。そりゃアナタそんな大きさのモノが身体に入ってたらお腹も張るでしょうよ…って感じのビッグワン具合でした。

 

 

嫁「いや…お腹だけ太ってるのかなって思ってた…」

 

 

皆様、肝臓がんはこれくらい分かりにくい病気なんです…!!

 

毎年の健康診断とかがん検診とか、ホント大事ですよー!!ぜひ忘れずに!!!!💦

 

 

なお今現在の嫁については、肝転移以外も考えられるため胃カメラによる胃内部検査に加えてPET-CT検査という検査まで行った結果、肝臓以外の他臓器には転移が見られない(※ 恐らく)、といった状態でした。

 

PET-CT検査とは、がん細胞が正常の細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込むという性質を利用して、放射線薬剤FDG(ブドウ糖類似PET検査薬)を体内に投与し、特殊なカメラで撮影をする検査です。 臓器のかたちを画像化する検査(X線CT)とPET検査を組み合わせたPET-CT検査により、部位や形態を特定することができます。

日本赤十字社医療センター 公式サイトより抜粋)

 

併せて組織採取→生研などの結果や遺伝子検査の結果から、嫁に対して効果的に使える抗がん剤の種類などが決まっていくまで、がんを宣告されてからおよそ2週間。

 

ここでいよいよ治療方針がしっかり固まりまして、肝臓がんの大きさから見て現段階における切除は不可能、抗がん剤を使った化学療法による治療がスタートする事に。

そしてその翌週早々には、入院を伴う手術・治療が開始される事になったのです…!!

 

 

【化学療法について】

 

今回嫁に投薬される薬、一連の流れというか手順なんですが…

 

 

  1. アパスチン点滴 60分
  2. 副作用を抑える点滴 30分
  3. エルプラット点滴 120分
  4. レポホリナート、トポテシン同時点滴 (前者120分、後者90分)
  5. フルオロウラシル点滴 2,760分(46時間)

 

 

4 6 時 間 !!(本当)

 

 

これ前の記事にも書きましたが、改めてこう…いやホントなんだな…というか…💦

 

もちろん46時間も点滴スタンドぶら下げているワケにもいかないので、この部分だけは前回の記事でもお話したように…

 

 

こんなケースに入れられたバルーン状の物体が収縮する力を利用して、46時間をかけてジワジワ薬剤が投薬されていくという形になります。

 

なので2回目以降については、基本的には外来通院。フルオロ…ウラシル?以外の薬の投薬のみ(それでも5~6時間ですが…)を病院で行って、フルオロ(略)についてはケースを繋いだ形で帰宅、日常生活を送りながら薬を入れる事になるそうです。

 

 

そしてこうした投薬が長期に渡って続く上、フル(略)の投薬開始から46時間後には、自力で針を抜くという恐怖のアクションが発生するため、これらを安全安楽に行える様嫁の身体に投薬用のポートを埋め込む、という手術を行う事となりました。

 

これに加えて、薬自体も強いものを使うためにどんな副作用や反応があるか分からないため、初回については手術を含めて入院の上で行って、何かあってもすぐ対応ができる環境で万全を期した上での初回治療が行われる形になったワケです!!

 

 

…と、ここまでが入院→初回治療が終わるまでの、一連の流れの詳細となります!!

 

 

【退院後の様子について】

 

昨日無事に退院してきて、今日で退院2日目になるワケですが。

今のところ、良くも悪くもではありますが、大きな変化はない様に見受けられます。

 

大きく体調を崩している事もなさそうですし、抗がん剤の副作用が目立って出ているといった事もない様子ではあります。逆を言えば急に体調が良くなった!!みたいな話もないんですが…さすがにそれは当然ですよネ…💦

 

まあ一昔前みたいに、抗がん剤投薬したら吐き気や悪寒で身動き取れない!!みたいな事はないみたいなので、その辺りはホントに一安心ではあります。

よく聞く脱毛とかの副作用も、今はそれなりに抑えられてはいるらしいです。私は嫁のツヤツヤ良い香りのする髪が大好きなので、そこは結構嬉しいポイントですネ!!😊

 

 

ただ1週間とはいえ入院生活で病院食、さらにほぼほぼ寝た状態で生活していたからか体力は結構落ちたらしく、ちょっとした生活レベルの移動でも疲れが来るそうで…。

そこに起因するのかそれとも抗がん剤の影響か、食欲もイマイチらしいのでその辺りがちょっと見ていて心配ではあります…。

 

もちろん明日、明後日と時間が経てば抗がん剤の副作用も抜けていくものではあるかと思うので、そこは焦らず、しかし注意深く、経過を見守っていきたいと思います。

 

 

 

…と、こんな形で何とか第一回の投薬・治療が終わったワケですが!!

 

今のところ薬の効果もまだ見えず、特に大きく状況が変化したような事もありません。

でもきっとコレで一歩前進!少しでも回復に向けて、前へ進んだと信じています!!

 

これから先の長い戦いが、いよいよ始まったばかりではありますが…

 

2人で一緒に、頑張って勝ちますヨ!!😆